
乱心が生み出す病のメカニズム
「乱心」が「今」の感覚を曇らせ病気を生み出す構造を詳しく解説。
もくじ
・社会の固定観念によって「今」が覆い隠されることで、どう病が生まれるのか?
乱心が生み出す病のメカニズム
乱心とは、心が固定的な目的や外部の期待、過去・未来への執着によって乱される状態を指します。
外部依存の増大
他者や社会の価値観(外部基準)に依存するあまり、自分自身の内面の声や自然なリズム(自分軸)がかき消される。内的な不均衡の発生
執着や不安、恐れが絶えず心に巡ることで、呼吸が乱れ、無意識の筋緊張を生み姿勢も乱れ、ストレスホルモンが過剰に分泌され、血流や神経の流れが乱れなど身体のエネルギーの流れが乱れる。結果としての病の発生
体内のエネルギーの停滞や不調が、免疫力の低下や自律神経の乱れ、さらには内分泌系の異常などとして現れ、病気として具現化する。
社会の固定観念によって「今」が覆い隠されることで、どう病気が生まれるのか?
社会の固定観念が「過去の経験」「未来への期待や不安」を強化し、「今この瞬間の感覚」を覆い隠します。
それによって外部依存が増大し、内的な不均衡が発生し、結果として乱心(心の混乱)が起こり、病が生じます。
この流れを詳しく説明します。
① 社会の固定観念が「今の感覚」を曇らせる
利益追求社会は、「今この瞬間の感覚」よりも、「未来のため」「過去の経験から学ぶこと」「大人や社会のルールを守ること」を重視するように仕向けます。「成功のために努力しなさい」(未来への期待と不安)
「失敗しないように慎重に」(過去の経験による制限)
「こうあるべき」(親や社会のルールに適応するための外部基準)
この固定観念が強まると、次第に 「今、本当にどう感じるか?」 ではなく、
「これをやれば評価される」(社会的承認を求める)
「これをしないと未来が不安だ」(期待と恐怖の狭間で行動する)
「過去の経験からこうしなければならない」(固定化した価値観に縛られる)
といった形で、外部基準に振り回されるようになります。
② 「今」よりも「外部基準」に依存することで、外部依存が増大する
「今の感覚」よりも「外部の基準」が優先されると、次のような外部依存が強まる。(1) 精神的な外部依存
他人の評価やSNSの「いいね」がないと安心できない親の言うことをきかないと罪悪感を感じる
会社や学校のルールに従わないと不安になる
コーチングや自己啓発、新興宗教、占いなどに頼り、「自分はまだダメ」と感じ続ける
医者やカウンセラー、メンターに聞かないと何もできなくなる
自分の健康や人生を誰かに尋ねないと不安で生きていけなくなる
子供などの身近な人も外部基準に従わせないと不安で気がすまなくなる
→ 自分の内側で感じることではなく、外側の情報やルールによって行動するようになる。
(2) 物質的な外部依存
カフェインやエナジードリンクで無理やりやる気を出す睡眠薬や精神薬で無理やり眠ろうとする
抗不安薬やサプリで「普通」でいようとする
痛み止や抗炎症剤で「症状をコントロール」しようとする
物を買うことや食べることで気分を紛らわせる
→ 「今ここで感じる」ことができなくなり、外部のものを使って自分をコントロールするようになる。
この外部依存が強まると、自分の本来の感覚が鈍くなり、内的な不均衡が発生する。
③ 外部依存が増大することで、内的な不均衡が発生する
外部の基準に合わせようとし続けると、本来の自分のリズムや感覚が崩れ、内的な不均衡が生まれる。(1) 身体の不均衡
本当は休みたいのに、「頑張らなきゃ」と無理をする本当は食べたくないのに、「健康のため」と無理して食べる
本当は寝たいのに、仕事やスマホで夜更かしする
→自然な身体のサイクルが乱れ、エネルギーが滞る。
(2) 感情の不均衡
「こうしなきゃ」と抑圧しすぎて、本音が分からなくなる喜びや楽しさよりも、「やらなきゃいけないこと」に追われる
違和感を無視し続け、不満や怒りが溜まる
→抑圧された感情が内部に蓄積し、心のバランスが崩れる。
(3) 思考の不均衡
未来への不安ばかり考え、「今ここ」にいられない「過去にこうだったから」と決めつけてしまい、柔軟さを失う
「こうあるべき」という価値観に縛られ、自由に考えられなくなる
→頭の中がぐるぐるして落ち着かず、考えが止まらなくなる。
このように身体・感情・思考の不均衡が積み重なることで、「乱心」が発生する。
④ 乱心が発生し、結果として病が生じる
「乱心(心の混乱)」が続くと、次第に身体や精神に病が現れる。(1) 自律神経の乱れ(ストレス性の病)
A.交感神経が過剰に働き、リラックスできなくなる慢性的な緊張が続き、疲れが取れない
消化不良、頭痛、めまい、不眠、動悸が起こる
B.副交感神経が過剰に働き、気力が沸かなくなる
慢性的な脱力が続き、力が入らない
朝起きれない、めまい、昼夜逆転、動悸が起こる
(2) 精神疾患の増加
未来の不安が強まり、パニック障害や不安障害を発症過去にとらわれすぎて、うつ病を発症
「自分はダメだ」と思い込み、自己否定が強くなる
(3) 免疫力の低下
「頑張らなきゃ」と無理を続け、身体の回復力が落ちるストレスホルモンが増え、病気になりやすくなる
風邪を引きやすい、アレルギー症状が悪化する
こうして、本来の自然なバランスが崩れた結果として、病が発生する。
でも、多くの人はこの「根本的な原因」に気づかず、さらに薬やカウンセリングなど外部の対策で誤魔化そうとする。
結論:「今」の感覚を取り戻すことが、病を防ぐ根本的な方法
社会の固定観念が、「今」の感覚を曇らせ、外部依存を増大させ、内的な不均衡を生み、乱心を引き起こし、最終的に病へとつながる。病気の流れを断ち切るには
病の気の流れをを断ち切るには、
「過去」や「未来」から離れ、「今ここ」に戻ることが重要。
具体的な方法
身体を整える(整身)
静かに、しっかりと背骨に乗って顎を引いて自然を感じる食事、運動、睡眠を「身体の声を聴く」こととして行う
呼吸を整える(整息)
ゆっくり深い腹の呼吸を意識する呼吸を感じることで、「今ここ」に意識を戻す
思考を手放す(整身・整息)
「固定的な目的」や「外部の期待」、「過去・未来への執着」にとらわれていることに気づけば
すぐに身体を整える(整身)・呼吸を整える(整息)に戻る
この「整身・整息」を実践することで、結果、本来のバランスを取り戻し、本来の自然治癒力が病を防ぐ方向にはたらく。
整身(今を大切に)・整息(生きる)
シェアする!
シェアする!